能登半島地震から1年半年以上が経過し、復興への道のりはなお続いています。そんな中、被災地の子どもたちに「日常」と「笑顔」を取り戻すため、ピースウィンズ・ジャパンが珠洲市に開設した「こどものひろば」(仮称)が、2025年8月10日、プレオープンしました。
※「こどものひろば」プレオープンイベントの様子はこちらをご覧ください。
ピースワラベの広報として「こどものひろば」に1週間滞在し、現場の様子を肌で感じることができました。そこには、子どもたちの弾けるような笑顔と、保護者の皆さんの安堵の表情がありました。
珠洲市に誕生した「こどものひろば」。広々とした空間で、子どもたちが思い思いに過ごせるよう設計されています。
<遊びの宝庫!子どもたちの創造力を刺激する空間>
珠洲市にあるピースウィンズ珠洲事務所と併設に設けられた「こどものひろば」(仮称)は、子どもたちの活力が解き放たれる、まさに「自由で夢中になれる空間」でした。
ジャングルジムやバランスボール、色とりどりのボールプール、巨大ジェンガなど、身体を動かす遊具が充実している一方で、折り紙スペースや人生ゲーム、積み木といった、じっくりと集中できる遊びも用意されています。
施設に入ってまず目に飛び込んできたのは、バランスボールを追いかけ、無邪気に笑い合う子どもたちの姿でした。夢中でボール遊びに興じ、汗をかいては、ふと休憩がてら折り紙に集中したり、友達と人生ゲームで盛り上がったりと、それぞれが思い思いの時間を過ごしています。
■ 飛び跳ね、声を出して、全身で遊ぶ小学生たち。デジタルゲーム「TANO」で日頃のストレスも発散!
特に印象的だったのは、小学生の子どもたちが全身を使って遊ぶデジタルゲーム「TANO」に熱中している様子です。画面に合わせて飛び跳ねたり、大きな声を出したり、走り回ったりと、そのエネルギーは底知れません。普段、外で思い切り身体を動かす場所が限られている中で、ここでは心ゆくまで開放的に遊べることに、彼らの喜びが爆発しているようでした。
■ カラフルなボールプールにダイブ!未就学の子どもたちも、ここではじける笑顔を見せてくれました。
未就学の子どもたちは、ボールプールに飛び込んで歓声を上げたり、鬼ごっこを繰り広げたりと、愛らしい姿を見せてくれました。中には、プロジェクターで映し出される人気キャラクター「しまじろう」に夢中になっている子もいて、それぞれが心地よい居場所を見つけていました。
■ お母さんの優しい腕の中で、乳幼児たちも安心して過ごせる空間。遊び疲れたら、ここでのんびりお昼寝も。
親御さんたちと一緒に来た生まれたばかりの赤ちゃん(乳幼児)たちは、お母さんの温かい抱っこに包まれたり、柔らかい座布団の上で安心しきった顔で寝転がっていたり。小さな命が健やかに過ごせる空間があることの尊さを改めて感じました。
■ 子どもたちを見守り、安心・安全な遊び環境を提供
この「こどものひろば」は、ピースウィンズの珠洲事務所に併設されているため、常にピースウィンズのスタッフが1名以上常駐し、子どもたちの様子に目を配っています。珠洲事務所には看護師も駐在しており、万が一の大きな怪我や体調不良にも即座に対応できる体制が整えられています。
また、施設内に授乳室が完備されている点も特筆すべきです。これにより、小さなお子さんを持つお母さんたちも安心して足を運ぶことができ、地域のお母さんたちが心安らぐ居場所としても機能しています。
さらに、小学生以上の子どもたちは、保護者の同伴がなくても利用できるため、子どもたち同士の新たな交流の場としても機能しています。被災という困難を共に乗り越えようとしている子どもたちが、この場所で友情を育んでいる様子が見受けられました。
<被災地の子どもたちの未来のために――本格オープンへ向けて>
「こどものひろば」は、現在8月31日までのプレオープン期間として運営されています。9月からは本格的な改修工事が入り、今年の年末から来年頭にかけて、いよいよ「本格オープン」を迎える予定です。
■ 「子どもたちが『あそこに行きたい』と思える場所へ」。未来への強い決意
珠洲事務所の責任者・橋本笙子は、この居場所への強い思いを語ります。
「今後は子どもたちにとって『あそこに行きたい』って思えるような場所づくりをしたい。子どもたちが安心して、たくさんの体験ができるようにしたいです。」
この言葉通り、「こどものひろば」は単なる遊び場に留まらず、子どもたちが安心して自己表現し、身体を動かし、そして何よりも「笑顔」を取り戻せる、珠洲の未来を育む大切な拠点となるでしょう。ピースウィンズは、これからも被災地の子どもたちの心に寄り添い、彼らが健やかに成長できる環境を支え続けてまいります。
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