紛争や自然災害などで教育の機会を失った
子どもたちのための学校をつくろう!
ふるさと納税が、教育を受けられない
子どもたちのための学校設立に使われます。
NPO法人ピースウィンズ・ジャパン(PWJ)は、自然災害や戦争などで学校に行くことができない国内外の子どもたちを対象に、教育を受ける機会を提供します。
まずは、子どもたちに給付型(返済不要)の奨学金を支給することで、広島県神石高原町と愛媛県上島町で開催するサマーキャンプや、国内のインターナショナルスクールで学ぶ機会を2018年から提供します。
将来的には、2020年以降を目途に全く新しいタイプの高等学校「ピースウィンズ・グローバルシチズン・スクール」を広島県神石高原町や愛媛県上島町などに新設し、日本と海外から生徒を受入れ、地域社会の課題を解決できるグローバルシチズンの育成に挑戦する計画です。
同時に、本プロジェクトを通して、過疎化・高齢化が進む地域に国内外から多くの人々を呼び込み、地域再生を目指します。
NGOによる、今までにない、全く新しい学校で、社会を変える力を備えた人材を育成
1996年から20年以上にわたり、災害、紛争、貧困などの脅威にさらされている人々を支援し続けてきたPWJが、新たな取り組みとして、日本と海外の子どもたちのための教育支援プロジェクトを2017年に始めました。
2020年以降を目途に広島県神石高原町や愛媛県上島町などに全寮制国際高校「ピースウィンズ・グローバルシチズン・スクール」を開校し、世界の社会課題を解決できる人材を育成するというものです。
世界中の教員や各界の第一線で活躍するリーダーたちによる指導のもと、社会変革を起こすことができる次世代グローバルシチズンに必要とされる知識やスキルを学ぶとともに、人道支援活動、地域活性化、動物福祉などの現場で実際に活動している講師陣による、実体験に基づいたカリキュラムを提供します。また、地域の自然を生かした体験プログラムや国際文化交流を提供します。
日本と世界中から集まった多様なバックグラウンドを持つ子どもたちが寝食を共にすることで、異なる価値観や多様性を体験し、専門教育を通じてグローバルリーダーとしての知識とスキルを身に着けます。そして、卒業生が将来、グローバルシチズンとして世界各地で社会変革を起こし、社会課題を解決することが私たちの目標です。
災害や戦争などで教育の機会を失った子どもたちに給付型の奨学金を支給
学校が開校するまでの間は、不条理な理由で学校に行くことができない子どもたちを対象に、返済不要の給付型奨学金を支給します。ふるさと納税によるご寄付は、町内で2018年から開催するPWJ主催のサマーキャンプに参加するための奨学金、または日本国内の他のインターナショナルスクールに進学するための奨学金に活用するとともに、学校の建設費、備品・教材費、教員採用費などにも活用します。
学校開校後は、一部の生徒を対象に、3年間学ぶための奨学金を支給します。奨学金でカバーするのは、授業料・寮費の一部又は全額(上限:1人500万円程度/年)です。奨学金に国籍や住所による制限はありません。
地域発のソーシャルイノベーション(社会変革)
PWJは、愛媛県上島町の豊島にて、NPO法人瀬戸内アートプラットフォームと共同で、宿泊施設「豊島ゲストハウス」を運営するとともに、ドイツの世界的な現代美術の巨匠ゲルハルト・リヒターの作品を一般公開しています。
2017年6月からは、ヘリコプターによる巡回医療を同町の魚島と高井神島にて開始しました。これらの地域に根差した活動と教育事業との相乗効果を図るとともに、世界中から多くの人々を同町に呼び込み、地元の住民や中高生も巻き込みながら、愛媛県上島町発の様々なソーシャルイノベーションに向けた取り組みを加速させます。
同時に、本プロジェクトを通して、過疎化・高齢化が進む愛媛県上島町に国内外から多くの人々を呼び込むことで、交流人口の増加、地域資源の有効活用、新たな雇用の創出、地元経済の活性化を目指します。